「好き」と「執着」の違いとは？恋愛がうまくいかない理由は執着かも

『彼氏のこと好きなのか？ただ執着しているだけなのか？違いがよく分からない…』

『執着するとうまくいかないって言うけど、私の場合どうなの？』

彼への気持ちが「好き」なのか、それとも「執着」なのか、分からなくて苦しいと感じることもあると思います。

「執着」していると

• 恋愛がうまくいかない原因になる
• どんどんネガティブになる

執着していると、何より本人がツライです。

だからできるだけ、執着を手放していきたいですよね。

この記事では「好き」と「執着」の違いを解説し、私が執着を手放せた方法を詳しくご紹介します。

ぜひ最後まで読んで参考にして頂ければと思います。

「好き」と「執着」の違い

「好き」と「執着」は似ているようで全然違います。

好きとは？

「好き」ってどんな気持ちだと思いますか？

私が思う「好き」とは、相手の幸せを思う気持ち。

彼が笑っているだけで嬉しくなる、彼を幸せにしてあげたい、そんな感情です。

執着とは？

一方で、「執着」は彼を自分の思い通りにしたい気持ち。

執着していると、彼が何をしているか常に気になり、不安がつきまとい、つい彼をコントロールしたくなります。

彼が誰と会っているのか、何をしているかが気になって仕方ない状況です。

執着は相手の自由を奪い、自分自身も苦しくなるだけです。

執着すると何故いけないの？

執着すると恋愛がうまくいかないって言うけど、何故いけないのでしょうか？

執着によって、私が影響を受けたこと3つ書いてみました。

彼との関係が悪化する

執着していると、彼の行動を過度に監視しコントロールしたくなります。

常に不安を感じ嫉妬や束縛が激しくなり、彼の自由を奪おうとしてしまいます。

また彼に過度に依存することで、お互いにストレスが溜まり、関係がギクシャクしやすくなります。

不安で彼を監視したり、疑ったり、コントロールしたりすると、当たり前のようにうまくいかないですよね。

そんな彼女から距離を置きたくなる男性も多いです。

執着は2人の関係を壊す大きな引き金になってしまいます。

心に悪い影響を与える

彼に執着し過度に依存することで、常に不安やストレスを感じやすくなります。

彼にばかり気を取られて、自分の生活が二の次になってしまうと心のバランスが崩れます。

私は彼に執着しすぎて自分の時間や趣味を楽しむ余裕がなくなりました。

中には眠れなくなったり、ネガティブ思考から抜け出せなくなったり、気分が落ち込み鬱のようになったりする人もいます。

執着が強すぎると心が疲れてしまい、自分の人生を楽しむことができません。

自分の成長を妨げる

常に彼のことを考えていると、時間やエネルギーを使い果たしてしまい、自分を磨くチャンスを失ってしまいます。

本を読んだり、映画を観たり、友達と楽しい時間を過ごしたりする余裕もなくなるからです。

また執着していると、自分の感情や行動が彼に左右されやすくなります。

相手に気を使いすぎて、自分のやりたいことを諦めてしまう人も見てきました。

自分の考えや意志を持てなくなり、自分軸を持つことが難しくなります。

自分の成長をサポートするためには、彼に依存しすぎないことが大切。

執着を手放すことで得られるメリット

執着を手放すことで得られるメリットはたくさんあります。

心が軽くなる

執着していると、常に相手のことが頭から離れず、心が疲れてしまいますよね。

執着を手放すことで、ストレスから解放され、心がとても軽くなります。

彼が何をしているのか、誰と会っているのか気にすることなく、自分の時間を大切にすることで心に余裕が生まれます。

新しいチャンスが増える

執着していると、目の前のことばかりに囚われて、他の可能性を見逃しがちです。

執着から解放されると、友達との時間や趣味にもっと積極的になれるので、新しい場所に出かけたり、新しいことに挑戦したりする機会が増えます。

こうした行動が、新しいチャンスを引き寄せます。

自分を大事にできる

執着していると、彼のことばかり考えて自分のことを後回しにしてしまいます。

執着を手放すと、自分の時間や好きなことにもっと時間を使えるように。

無理をせず自分のペースで生活すると心が安定するので、自分をもっと大事にできるようになります。

人間関係が良くなる

執着していると、彼に対する期待や不安が積み重なり、関係がぎくしゃくしてしまいます。

彼が自分の期待通りに動かなくても、イライラせずに受け入れられるようになり、お互いに自然体で付き合えるようになります。

さらに気持ちに余裕が生まれると、周りの人とも円滑にコミュニケーションが取れるようになります。

自己成長ができる

執着していると、彼にばかり気を取られて、自分の成長に目を向ける余裕がありません。

心を軽くすることで、これまで相手のことばかり考えていた時間を自分の成長に使えます。

新しい趣味やスキルに挑戦することができるし、ジムに行って体を鍛えてもいいし、友達に会って楽しい時間を過ごすこともできます。

これは好き？執着？自分の感情を見分ける方法

「これは好き？それとも執着？」と悩むことってありますよね。

執着は誰にでもある感情なので、どちらもあるというのが正しいのかもしれません。

付き合いたい、私だけを見て欲しい、会いたい、連絡が欲しい、一緒にいたい、人に取られたくないという気持ちは自然なもの。

けれど執着が大きくなりすぎると苦しいので、手放した方が楽になります。

自分の気持ちを見分けるためのチェックリストをご紹介します。

チェックリスト

彼のことを考えるとき、嬉しい気持ちになる？

　はい / いいえ

彼が何をしていても、そのままの彼が好き？

　はい / いいえ

彼と一緒にいると楽しい？

　はい / いいえ

彼がいなくても、自分の時間を楽しめる？

　はい / いいえ

彼が幸せであることを願っている？

　はい / いいえ

彼を無理に変えようとしていない？

　はい / いいえ

自分の気持ちを押し付けていない？

　はい / いいえ

彼が自分と違う意見でも大丈夫？

　はい / いいえ

彼のために頑張りすぎていない？

　はい / いいえ

自分の幸せも大事にしている？

　はい / いいえ

このチェックリストで「はい」が多ければ『好き』という気持ちが、「いいえ」が多ければ『執着』の気持ちが強いと言えるでしょう。

とはいえ、「いいえ」が多くても大丈夫。

完全に執着を手放すのは時間がかかるけど、「いいえ」を「はい」に変える方法はあります。

執着を手放す方法

執着を手放すのは、前向きな自分を取り戻すためにとても大切なことです。

どうすれば執着を手放せるのか、私がやったことをご紹介します。

なぜ執着してしまうのか考える

まずは、なぜ執着してしまうのか、自分の気持ちをしっかり見つめてください。

過去の経験やトラウマが影響していることがあります。

また自己肯定感が低いと、自分の価値を他人に委ねることになるので不安を感じやすくなります。

他にも、未来への不安も執着の原因に。

結婚や将来について考えることが増えると「この人と別れたら次がないかもしれない」と不安から、相手に執着してしまうこともあります。

執着の原因を考えるとき、誰にも話す必要はないので本音を隠さず「なぜ執着してしまうのだろう？」と心の声を聞いてみましょう。

新しいことを始める

人は暇だとどんどんネガティブ思考になっていくので、新しい趣味や活動を始めて日常に刺激と楽しみを増やしましょう。

ずっと興味があったけど挑戦できなかったことにチャレンジしてみてください。

料理教室やヨガ、絵画教室など、何でもOKです。

また、趣味を通じて新しい友達を作るのも良い方法ですよ。

新しい人との出会いが、自分の視野を広げてくれます。

思い込みを外す

「こうでなければならない」という思い込みを捨てるだけで、心の余裕が生まれます。

「彼がいなければ幸せになれない」「結婚しないと幸せになれない」

〇〇しなければいけないという考えに縛られていると執着が強くなります。

「彼がいなくても幸せだけど、彼といても幸せ」

「結婚しなくても幸せだけど、結婚しても幸せ」

思い込みを外して、柔軟な考えを持つことで心が軽くなります。

自分の理想と現在地を書き出す

どんなパートナーとどんな生活を送りたいか、恋愛だけではなく仕事・人間関係・住む場所・趣味などを具体的にイメージしてください。

次に、今の自分を冷静に見つめ直しましょう。

理想と現実のギャップがあるのは当たり前ですが、その差が大きいほどストレスや劣等感を感じます。

理想と現実のギャップを理解することで

• 自己認識が深まる
• 不安や恐れていることがハッキリする
• 計画が立てやすくなる
• 心の整理がつく

など、あなたが成長するチャンスが見えてきます。　

そして理想に向かってどうすればいいか具体的に考え、実際に行動していきましょう。

行動することに集中すると、彼への執着や依存も減って、自己肯定感も上がります。

今回紹介した執着を手放す方法以外にもおすすめの方法があるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

この記事では、「好き」と「執着」の違いについて詳しく解説しました。

恋愛の悩みは尽きることがないですが、その悩みの原因の一つが「執着」かもしれません。

心の健康や人間関係、自己成長のために、執着を手放すことが大切です。

愛する気持ちが大きいのはいいことですが、相手を困らせたり自分が苦しくなるくらい執着するのは、いい関係になりません。

相手のために無理をしすぎないこと、自分の時間も大切にできることを目指しましょう。

執着を手放して、自分らしい幸せを見つけてください。